曳太鼓・山車の製作
神輿を載せて曳くタイプの山車などを製作しております。
曳太鼓
お囃子用山車
太鼓山車
神輿山車
曳太鼓の全修理
当社は安心してお使いいただけるように曳太鼓を分解し、全修理を行っております。
1. 修理前の曳太鼓。
2. 曳台から太鼓や金具などをすべて取り外します。
3. 安全面で一番重要な源氏車は、状態により鉄輪を詰めたり、新しい鉄輪に替えます。
4. 本体を洗浄し、しっかり汚れを取り除きます。本体の裏側まで傷んでいる箇所を点検し、修理いたします。
5. 木地に色付けやニス塗りを行い、組立てます。
6. 曳台本体の金具は、金メッキ付をする前に傷んでいる箇所をロー付などで修理いたします。修理が完了いたしましたら、金メッキを付けて、その後組立ます。
7. 神声鳥は、破損した羽根などを修理した後に金メッキを付直し組み立てます。
8. 太鼓は革を張る前に胴の割れている箇所を埋木したり、神声鳥を差す穴を調整します。革は牛革を使用し、長くお使いいただけるように熟練の職人がしっかり革を張ります。
9. 革を張り替えた太鼓は、革面に紋が書かれている場合には本漆で同じように紋を書きます。
10. 太鼓台の布団を新しくし、太鼓や神声鳥を乗せて完成です。
曳太鼓の部分修理
当社では修理箇所を項目毎にチェックし、ご提案させていただいております。。
太鼓の張替を除いた修理
こちらの曳太鼓は太鼓の革はまだ使用可能と判断させていただきました。実際に修理した箇所は、曳台本体のメンテナンス、かっこ台の組直し、神声鳥の金メッキ付直し、隅金具など曳台本体の金具金メッキ付直し、源氏車の鉄輪取替です。また、飾り紐・布団・千鳥幕は新調させていただきました。
曳台本体のメンテナンス及び源氏車の鉄輪取替の部分修理
曳台本体と源氏車の修理のみをご希望の場合も承っております。曳台本体の金具をすべて取り外し、洗浄の上で木地の傷んでいるところ補修いたします。色付・ニス塗りの上で、金メッキを付直した金具を取り付けます。源氏車は状態により鉄輪詰か取替をいたします。
源氏車の修理
源氏車の鉄輪がはずれ掛かっている場合などは、状態により鉄輪を詰めたり、新しい鉄輪に取り替えます。
曳太鼓各部分の名称
曳太鼓・山車の関連商品
飾り紐
曳綱(マニラ麻)
引綱綿製
千鳥幕
擬宝珠磨き
擬宝珠金メッキ付
桧ばち
朴ばち